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PUKU's Room

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てひょん'sパパの記事

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 幸せいっぱいのウェブマガジンCre World(ん?)by samsung card
---2005.7 volume No.43

  メモで感動を伝える!

  ”過程”を大切にする”幸福”づくり

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プモニム



  いつも周囲の人々に 幸せな笑いを投げかける チャ・ジェワン氏。絶え間ないウィットと才談で 周囲の人々を楽しませてくれる 彼の笑いは ただの笑いではない。 智恵と真実が込められていて そこから伝わる笑いを 心の中に注ぐなら 健康で幸せな気分が 自然と染み込んでくるのを 感じることができる。
  そんな彼が 生涯を通じて メモで周囲の人達に 穏やかな感動を 与えているというので 会ってみた。

                 ----記事/イム・ミョンスク サイバー記者

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  <まめに記録し スクラップする チャ・ジェワン氏>

  ”愛する妻へ。リレー陸上選手のように 前だけ見ながら走って来ました。 息が切れて 死にそうな状況でも バトンを受け取れば また 走って来ました。 とうとう 28周 1等だそうです。 妻よ、1年間 ご苦労でした。 流した汗でも乾かすために 私に少しもたれてください。 歓呼する その群衆に 手を高く上げて 応えましょう。---2001.6.30 あなたの夫 チャ・ジェワン。

  ある年 彼が妻へ 結婚記念日に書いた手紙である。 この手紙を見せながら 朗読してみせる チャ・ジェワン氏。 彼は映画俳優 チャ・テヒョン氏の父親でもある。 久しぶりに読んでみると 感覚が新しいと、「こうして時間が経って読んでみると こんな味があるんだね」と楽しんでいた。

  特定の日に カードや手紙を書く彼は 普段から 手帳が無ければ 一歩も動けないというほど メモをよく取る。 いつもメモするのかという問いに、「自分が記憶力が悪いからです。だから すべての約束を メモするんです。記憶力がよければ メモなんかしないでしょう。(笑)」と答えた。 手帳がないと 動けないという彼は だから 一番前のページに 彼の名前とTEL番号を書き、手帳を拾ってくれた人へ、おいしい食事をごちそうするという言葉も忘れなかった。

  彼のメモは 人々と会う約束から始まり、教会で行われる各種の行事、息子の記事のスクラップ、家庭のこまごましたイッシューなど 時間があれば、几帳面に 出来事を写真と一緒に整理することを忘れない。 「これはすべて自分の歴史なので 大切にしたいのです。」という彼は 小さな出来事も こうして大切に記録しておくと 追憶として 美しい居場所を得るのだという。

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<ささいな事を 特別に つくりあげる人>

  今年の始め KBSを定年退職した彼は 息子のせいで 自分の舞台が狭くなったと ふざけて言うこともある。 それもそのはず 彼がKBSで 音響効果部で 活動する前 声優として 仕事をしている時から 彼の周囲には いつもたくさんの人が 集まっていた。 彼のウィットと才談は たくさんの人気を集めていた。かなり いたずらっ気の多い 彼を見ていると チャ・テヒョンはまさに 父親のこういうところに似たようだ。正直言って 父親の方が おもしろいかもしれない。

  メモだけでなく もともと 性格が細かく 几帳面だからか いつも 特別なことがあると スクラップをする。 だから 彼の引き出しを見ると 教会・会社・個人事などなどが 数十巻のファイルとして 整理されている。 学生時代も ノート整理を一度すればすぐ試験を受けれるほどだったそうだ。 そして毎年 変わる手帳も 捨てずに取っておく。 手帳を使う時も その年月日に合わせて書くなど 整理整頓の達人として 有名だ。

  彼の メモ習慣では まさに 結婚記念日や 妻の誕生日、子供達の誕生日に ますます輝きを増す。 妻には 毎年 カードや手紙 もしくは 毎年新しいアイデアで 妻に感動を 呼び起こすようにしている。「自分は自分なりの 創作でなければ やらない」という持論のためだ。 毎年同じならば いったい何の 意味があるのか という チャ・ジェワン氏。

  だから 結婚記念日や 誕生日が近づくと 周囲の人たちにアイデアを尋ねたりもする。 いつかは 同僚の勧めで、結婚28年めになる日に 28年もののワインを ホテルを全部ひっくり返すような勢いで 探し出して 妻と一緒に キャンドルを灯して味わったという。 もちろん ワイングラスの形の キャンドルに メモをするのも 忘れはしなかった。 彼の 繊細な夫人を十分感動させて余りあるほどだった。


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  <共に分け合うことで 自分も楽しむ>

  ある年は その年の 10大イッシューを 写真と共に メモで編集し、 夫人チャ・スミン女史へプレゼントした。 そういう特別な日に 書く手紙は 大したものではないと言う。 その年に起きた 新しい出来事や、困難だった事、楽しかった事について ご苦労だったという 一言を書くだけだと。 こんな あたたかな心は 彼の職場での生活においても よく表れている。

  「実は 一度だけと思っていたが、続けるようになった。 楽しい気持ちでやっていると 時間が経つのも 忘れてしまった。 3年位やったようなような気がするが、インタビューに応じてみると 5年ほどやっていたことに気付いた。 そんなに 難しいことではない。」と謙遜する。
  小さい頃 母親の手伝いを よくしていたという彼は 家でも 妻の仕事をよく手伝う。
  KBSに籍を置く時も 掃除や 警備の 人達など 見えない所で仕事をする 人々を とても大事にする彼だった。 ただ 彼らがとてもありがたいからだと言う。 彼の心は そうである。


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  <メモしたくなる 宝石のような 言葉たち>

  周囲の人達に メモひとつ書き渡すことは 難しいことじゃない。私が いたずら好きというのもあるが 楽しく生きることは 大事なことだ。楽しみは 環境が作り出すものではなく 心が作り出すものだ。

  事業に失敗し 家も無く生活する時も その過程で 自分達の 基本目標を変えなかった。 子供の教育、夫婦関係などなど そういうものを 伝統のように考えてきた。 争うような時も 大きな声を出さなかった。 何十年も そう過ごしてきたのに 自分がその時 大声を上げたら その間の 伝統がくずれてしまうからだ。 そういうものを 壊さないように 努力してきた。
  いつも「こうした方が より良い」という心、周囲の人へ 何かしてあげようという心や そういう部分を 好んで来た チャ・ジェワン氏。 母性愛のように 周囲の ささいなことでも 指揮するのを好む 彼の心性から 湧き出るものでもある。  ”過程”を重要視するので 生活の小さな部分も そのまま見逃さない。 一度考えてみれば 危機を超えることが できるためだ。  

  これは 我慢することではない。”愛で飲み込むこと”だという。我慢すると 絶対いつか吐き出してしまう。 愛で飲み込めば 吐き出すことは絶対無い。 愛は 生きることだと言う。

  幸福は 権力も 名誉も 金も 必要無く 自分自身だけいればよい、というチャ・ジェワン氏。 一言一言 宝石のような言葉を 次々と 注いでくる。 初めて会う人を すぐ自分の人に作り上げる 彼の前の 取材記者は 彼の 宝石を こぼしてしまわないかと メモをとるのに忙しい。

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----Thanks to marchyさん
  



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